箸休め 発達障害の告知と受容3
どうも、まめしばたんです。
・昨日のお話
自分大解放!
・今日のお話
私が障害を受容するうえでもう一人、キーパーソンがいました。
クリニックのデイケアのスタッフさんです。
臨床心理士さんと、一通り障害を受容したうえで、
「他の人にも、このことを話せるように、チャレンジしてみよう。」
という話になりました。
だがしかし、ただでさえ他人には壁を作らないと安心できない私にはハードル高すぎぃ!
私自身の苦しんでいることを人に伝えるってどうしたらいいの?
逃げ恥の星野源さんに似てるかも。
そこで、最初は慣れてるデイのスタッフさんにトレーニングとして何とか伝えてみることにしました。
なるべく優しそうな人を選んで(^-^;
ほんっとーに最初は困って、自分の言いたいことを言うタイミングすら分からず。
言いたいことがあるときはここの場所にいます、だから聞きに来てくださいって言うところから始めました。・・・情けない。弱い。どんだけわがままなんだよ。仮にも社会人してた人間とは思えない!!プライドべっこべこよ!!
それから、臨床心理士さんとテンプレフレーズを考えました。
「○○さんに聴いてほしいことがあるので、デイが終わったらお話しできませんか?」
何だか幼稚園生みたいだ。
でもそのスタッフさんは、怖くて怖くてどもりどもり言う私に真剣に向き合ってくれ、個別に面談する時間を取ってくれました。弱い私を受け入れてもらえたんです。うれしかった。
それから、どうやら私は発達障害らしく生きにくいんです、という話をしました。スタッフさんはただ耳を傾けて聞いてくれました。
それから私はスタッフさんに心を開いて話せるようになりました。
秘境探検の話とか、歴史の話とか、埋蔵金の話とか自然の話とか、自由に、たくさんたくさんしました。壁を作らずに人と話すって楽しいって教えてもらいました。
就活で困ったときは相談もしました。そのスタッフさんと話すと心が和らぎました。
デイケアに通ってて一番良かった出来事だったと思います。偶然にも良き理解者に巡り合うことができた。自分を理解してもらえる経験ができた。これってメンタルヘルスの病と向き合う上で大切なファクターだと思うのです。
さてさて、自分を受容した過程をまとめると、
・やっぱりショックは受けた
・生きにくい人がそれでも一人の人間として生きようとする姿に憧れを持てた
・身近な、血のつながりのある人じゃない人に、自分を受け入れてもらえるよう頑張ったら成功した。させてもらった。良き理解者に運よく恵まれた。
この三つのプロセスがあったからこそ、生きにくさを抱えても、絶望はしなかったんだと思います。
やっぱり人は出会いなんだなあ・・・としみじみ思いました。
元就労先でも、良き理解者を作ろうと弱い自分と向き合えば、続いてたかもしれないなあ・・・なんてね。
ま