障害者枠での就労体験記13 発達障害者就労支援センターについて10
どうも、まめしばたんです。
いよいよもって就労移行支援センター編も最後になりました。
まあ、こんなことがありましたが、
最後は心動かされた言葉で締めようと思います。
内定が決まったセンターの先輩がおりまして、その方の卒業時の言葉から。
「みなさん、僕がこのセンターで一番身につけたことは何だと思いますか?
それは、朝決まった時間に起きて、センターに来て、一日過ごす体力がついたことです。」
これ聞いたとき、すごくなるほどなあ、と思いました。
働くには、私たちは技術も能力もある。だけど、体力や心身が疲弊して続かないことが多い。
そんな中で、当たり前とも言うべき、生活のリズムを身につけた先輩は強い。強さを身につけた。最強の武器ともいえるでしょう。
この言葉を下さった先輩は穏やかで、部署の中でもリーダー格であれこれ指示を出せる立場にいて、センターの中でも「出来る人」でした。でも、やっぱり穏やかで、一緒に働きたくなるような人です。
先輩は見事に大手教育出版社の特例子会社に内定を決めて、卒業していきました。
当たり前のことを、当たり前にできること。最低限の基礎をきちんと守ること。
自分を下手に大きく見せようとしないこと。
それが、社会復帰への近道になるんじゃないかなあと、今でも先輩の言葉は働くことに迷ってしまったときの礎になっています。
ありがとうございました。
ま