まめしばたんは生きたい。

うつとか、注意欠陥型ADHDとか、就労とか、毒親とか。母親に人生搾取された女がそれでも生きようとあがくブログ。

突然だけど母のこと

メ●カリで売る服を見ていたら、社会人の時だったかな?毒母のエピソードを思い出してしまった。

 

大学時代、東京に出て、新しい友達も出来て、好きな服のブランドも出来て、自分なりにおしゃれを覚えて地元に就職しに帰った時。

 

母と買い物に行った。この頃はまだ毒母と気付き始めくらいの頃だ。ちょっとやだなと思いつつ好きなブランドで私が買い物をしていると、母は当然それを見て覚えていたらしい。

 

怖いのはその後だった。

 

母が何故か、私の服をその店で買ってきて着せるようになってしまった。しかも色は何故か茶色ばっかり。その店でおそらく1番安い範囲の、組み合わせとか考えずにただ、若い子のお店でおばさんがいやもうおばあさんが若い子(つまり当時の私)になってショッピングしてルンルン満足しているだけなのだ。

 

こうして、お気に入りの服のブランドまで母に侵食されてしまった。母は似たような服ばかり買ってきた。何度も何度も買ってきた。今なら嫌悪感から「やめて!!」と言う所だろう。

 

母はやはり私の人生を生きようとしていた。母の私との境界線のなさに、今改めて戦慄している。

母には大好きな自分と言うものが無く、私の人生を生きること、つまり私の選択肢を奪い、替わりに母が私の人生を自由に選択し、思い通りにならなければ子供のように泣き、生きることで、満たされていたのだ。

 

人生乗っ取り切られる前に家を出て良かった。年齢的に少し手遅れだったかもしれないが。